どうもです。
Viragon(ヴァラゴン)と申します。
名古屋市東区で靴修理の店を開いております。
過去のブログを見たい方は下記のリンク先です。
EDWARD GREEN(エドワード・グリーン)のクォーターブローグのカンタベリーです。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=655x10000:format=jpg/path/se74d9cfe6df94ac4/image/icd3b6c059b5be3ce/version/1664372286/image.jpg)
つま先のすり減りをラバーにて補修です。
レザーでの補修もできます。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=655x10000:format=jpg/path/se74d9cfe6df94ac4/image/i9010c1702ebdb3f8/version/1664372345/image.jpg)
そしてつま先の傷の補修です。
つま先をガリッとやっちゃったみたいで店に電話がかかってきました。
相当ショックだったのでしょう、分かります、大事に大切に履かれてた靴ならなおさらでしょう。
お客さま自身でワックスで傷を目立たなくされたみたいですがやはりそれでも傷が目立ってしまいます。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=655x10000:format=jpg/path/se74d9cfe6df94ac4/image/i1f681629cf54c383/version/1664372462/image.jpg)
ワックスを取り除くと当然ですが結構な感じのガリ具合でした。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=655x10000:format=jpg/path/se74d9cfe6df94ac4/image/i672e0b4fdf708855/version/1664372722/image.jpg)
傷補修はパテ的な感じで穴を埋めてヤスって色を塗ってという事でどうしても質感が変わってしまいます。
今回は色(顔料)を本当にうっすら塗るぐらいにとどめました。
しっかり塗ればパテで埋めた部分も目立ちにくくなりますが革本来のシボ(表面の凹凸)も目立たなくなり質感が変わってしまいます。
しかも今回のはシボがすごく細かいので顔料を塗りすぎるとシボが目立たなくなり間違いなくツルッと感が出て質感が変わっちゃいます。
でアフターです。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=655x10000:format=jpg/path/se74d9cfe6df94ac4/image/ic5abc5a11ecf4210/version/1664372924/image.jpg)
埋められたところは質感が違うのでうっすら分かりますね。
遠めから見ると全く問題はありません。
因みに角度を変えて撮った画像です。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=655x10000:format=jpg/path/se74d9cfe6df94ac4/image/id330622d3b8c1494/version/1664373364/image.jpg)
これだとほぼ分からないですね。
上手に目立たなく撮ったという感じでしょうか。
傷補修を当店へご相談される場合はすぐ上の画像ではなくもう一つ上の画像を参考にしてご検討くださいませ。
お客さまにはご満足いただけました。
以上です!
郵送にて修理受付、Instagram、Twitter、Facebookもどうぞ。
おわり
コメントをお書きください