どうもです。

先ずはビフォー。

レザーソールに穴が空いております。
ソールに穴が空いたらオールソールの目安ですね。
つま先はラバーにて修理されており、また、トップリフトも交換修理されています。
こまめに大切に修理されながら履かれてますね!
それ以外も修理されており…、大好きですっ、丁寧に大切に履かれているという感じがもう「しっかり修理して蘇らせたい!」という感情が沸々湧いてきます。
お客さまは以前は関東に在住しておりまして、名古屋の当店の近隣に引っ越しされてきたみたいです。
トップリフト(かかと)を拝見しますとUNION WORKS(ユニオンワークス)さんオリジナルヒール。
靴好きなお方であれば「靴修理と言えば」となれば全国的に有名な靴修理店ですね。
ご依頼いただきましたお客さまも以前はUNION WORKSさんで靴修理をされてました。
そういう方が当店を選んでいただき大変光栄であります。
光栄ではありますが、まぁハードルが上がります。
そこはなんとか自分の技術で頑張ります!
この靴以外でも何足がご依頼いただいておりますが、ありがたいことにご満足いただいてるみたいです。
「穴が空いたらオールソール(靴底交換)」ということでレザー(革)にてオールソールです。

レザーソールは英国のタンナー、J.&F.J. Baker(ベイカー)(バーカー)社のオークバークえを使用しています。
レザーソールも何種類かご用意しておりますのでお客さまとお話ししながらレザーソールをチョイスさせていただきます。
今回は初めてのオールソール(靴底交換)でしたがリウェルト(ウェルト交換)もしました、
グッドイヤーウェルト製法、ほぼ通常ですとリウェルト(ウェルト交換)はしませんが、
人が仕上げる作業、どうしても個体差が出ますので稀に必要になってくる(リウェルトが)場合がございます。

Crockett&Jones(クロケットアンドジョーンズ)、コバの張り出しは抑え気味にしたいですが、
今後するであろうオールソール(靴底交換)のためにやりすぎない程度に張り出しを残します!

ハンドグレードライン同様にヒドゥンチャネル(出し縫いの糸を隠す)にてひと手間かかる仕様にすることで
ソールの見た目綺麗にスッキリに。

ウエスト(土踏まずあたり)は丸コバにて仕上げ、オリジナルのように修理しております!

コバですが、黒と違い茶色は難しいんです、実は。
いい感じの色味になりました。

が、
こうなります。

郵送にて修理の受付、Instagram、X、Facebook、noteもやってますのでどうぞ。
おわり
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